原発事故直後の放射性降下物(フォールアウト)

1957年4月~2009年3月に東京都に降下したセシウム137の総量:7,077Bq/m2


降下した放射性物質の月別推移.jpg放射性セシウム137による汚染密度比較.png

原発事故直後の各地の放射性降下物(MBq/km2=Bq/m2

※採取地点については、緯度・経度をGoogleマップに入力して表示された地点につき、直近の住所を記載した
※東北地方のうち、測定値が微弱な青森県、秋田県は除外した,宮城県は測定値が無いため、非掲載となった,中部地方については、測定値が比較的高い山梨県のみを掲載した
※同じデータによる一覧が、環境放射能水準調査結果(定時降下物)に掲載されており、こちらも参照しながら作成した

岩手県(採取地点:盛岡市向中野7-16-77 DCMホーマック盛南店)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 ND - ND ND
3.19~20 ND ND 0.24 0.24
3.20~21 7,800 630 690 1,320
3.21~22 ND ND ND ND
3.22~23 23 13 13 26
3.23~24 ND 2.9 5.6† 8.5
3.24~25* 2.8 0.46 0.34 0.8
3.25~26* 190 2.3 2.5 4.8
3.26~27* 31 3.1 ND 3.1
3.27~28* 6.4 ND ND ND
3.28~29* ND 2.2 1.4 3.6
3.29~30* ND ND ND ND
3.30~31* ND ND ND ND
3.31~4.1* 26 24 22 46
積算 8,079.2 677.96 735.08 1,413.04
(*降雨あり)
(†環境放射能水準調査結果(定時降下物)には異なる数値が掲載されている)

山形県(採取地点:山形市十日町1-6 山形県衛生研究所)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137
3.18~19 ND - ND
3.19~20 22 - 20
3.20~21 58,000 - 4,300
3.21~22 590 - 140
3.22~23 2,100 - 1,900
3.23~24 170 - 150
3.24~25 150 - 150
3.25~26* 7,500 - 1,200
3.26~27 110 - 61
3.27~28 24 - 36
3.28~29 ND - 31
3.29~4.1 - - -
積算 68,666 - 7,988
(*降雨あり)

福島県(採取地点:福島市方木田水戸内16-6 福島県庁衛生研究所)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~26 - - - -
3.27~28 23,000 1,000 790 1,790
3.28~29 81 - ND ND
3.29~30 210 - ND ND
3.30~31 110 93 150 243
3.31~4.1 18 25 35 60
積算 23,419 1,118 975 2,093

茨城県(採取地点:ひたちなか市西十三奉行11490-8隣)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 880 100 86 186
3.19~20 490 51 48 99
3.20~21 93,000 14,000 13,000 27,000
3.21~22* 85,000 14,000 12,000 26.000
3.22~23 27,000 - 420 420
3.23~24 1,200 80 63 143
3.24~25 480 100 99 199
3.25~26* 860 280 160 440
3.26~27 76 - ND ND
3.27~28 74 16 21 37
3.28~29 120 20 14 34
3.29~30 240 59 57 116
3.30~31* 540 410 390 800
3.31~4.1 74 35 26 61
積算 210,034 29,151 26,384 55,535
(*降雨あり)

栃木県(採取地点:宇都宮市下岡本町2145-13 栃木県保健環境センター)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137
3.18~19 1,300 - 62
3.19~20 540 - 45
3.20~21 5,300 - 250
3.21~22* 25,000 - 440
3.22~23 23,000 - 99
3.23~24 1,200 - 95
3.24~25 570 - 54
3.25~26* 670 - 63
3.26~27 320 - 73
3.27~28 280 - 52
3.28~29 240 - 56
3.29~30 180 - 50
3.30~31 1,400 - 510
3.31~4.1 130 - 60
積算 60,130 - 1,909
(*降雨あり)

群馬県(採取地点:前橋市上沖町378(群馬県庁衛生環境研究所)前路上)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 230 78 84 162
3.19~20 190 62 63 125
3.20~21 3,200 - 320 320
3.21~22* 17,000 - 790 790
3.22~23 310 8.4 ND 8.4
3.23~24 42 ND ND ND
3.24~25 27 ND ND ND
3.25~26* 37 ND ND ND
3.26~27 6.9 ND ND ND
3.27~28 6.3 5.1 ND 5.1
3.28~29 12 ND ND ND
3.29~30 5.9 ND ND ND
3.30~31 120 140 130 270
3.31~4.1 7 ND 4.7 4.7
積算 21,194.1 293.5 1,391.7 1,685.2
(*降雨あり)

埼玉県(採取地点:さいたま市桜区上大久保639-1 旧埼玉県衛生研究所)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 64 - ND ND
3.19~20 66 - ND ND
3.20~21 7,200 730 790 1,520
3.21~22* 22,000 1,600 1,600 3,200
3.22~23 22,000 310 320 630
3.23~24* 16,000 160 180 340
3.24~25 160 12 17 29
3.25~26 91 14 16 30
3.26~27 57 14 16 30
3.27~28 59 12 13 25
3.28~29 34 12 13 25
3.29~30 32 13 13 26
3.30~31* 270 260 260 520
3.31~4.1 18 24 25 49
積算 68,051 3,161 3,263 6,424
(*降雨あり)

千葉県(採取地点:市原市岩崎西1-8 千葉県環境研究センター)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 21 ND ND ND
3.19~20 44 5.5 3.8 9.3
3.20~21 1,100 94 110 204
3.21~22* 14,000 2,800 2,800 5,600
3.22~23 22,000 330 360 690
3.23~24* 7,700 200 210 410
3.24~25* 130 23 23 46
3.25~26* 320 83 86 169
3.26~27 42 22 24 46
3.27~28* 51 32 35 67
3.28~29 36 21 26 47
3.29~30 57 34 34 68
3.30~31 63 74 75 149
3.31~4.1* 39 71 76 147
積算 45,603 3,789.5 3,862.8 7,652.3
(*降雨あり)

東京都(採取地点:新宿区百人町3-22−15 新宿サンパークホテル)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 51 ND ND ND
3.19~20 40 ND ND ND
3.20~21 2,900 550 560 1,110
3.21~22* 32,000 5,300 5,300 10,600
3.22~23 36,000 330 340 670
3.23~24* 13,000 130 160 290
3.24~25 170 34 37 71
3.25~26 220 13 12 25
3.26~27 100 31 36 67
3.27~28 46 ND 5.5 5.5
3.28~29 37 10 18 28
3.29~30 21 ND 5.4 5.4
3.30~31 50 66 68 134
3.31~4.1 38 19 26 45
積算 84,673 6,483 6,567.9 13,050.9
(*降雨あり)

神奈川県(採取地点:茅ヶ崎市下町屋1-3 神奈川県衛生研究所)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.18~19 40 ND ND ND
3.19~20 38 ND ND ND
3.20~21 5,600† 1,400 1,600† 3,000
3.21~22* 9,500† 1,800 1,800† 3,600
3.22~23 3,600† 97 110† 207
3.23~24* 1,800† 37 42 79
3.24~25 39 4.9 7.7 12.6
3.25~26* 28 11 14 25
3.26~27 6.4 ND ND ND
3.27~28 35 10 12† 22
3.28~29 11 4.9 5.7 10.6
3.29~30 13 8.5 12 20.5
3.30~31 29 44 52 96
3.31~4.1* 13 7.6 8.8† 16.4
積算 20,752.4 3,424.9 3,664.2 7,089.1
(*降雨あり)
(†環境放射能水準調査結果(定時降下物)には異なる数値が掲載されている)

山梨県(採取地点:甲府市飯田2-12-9)

採取日 I-131 Cs-134 Cs-137 Cs合計
3.15~19 120† - ND ND
3.19~20 ND ND ND ND
3.20~21 ND ND ND ND
3.21~22* 390† ND 36† 36
3.22~23 64† 15 14† 29
3.23~24* 540† 33 29† 62
3.24~25 6.8† 5.8 ND 5.8
3.25~26 ND ND 5.4† 5.4
3.26~27 ND ND ND ND
3.27~28 12 8.7 9.7 18.4
3.28~29 ND ND ND ND
3.29~30 ND 2.1 3.2 5.3
3.30~31 ND 4.6 3.6 8.2
3.31~4.1 ND 2.7 2.9 5.6
積算 1,132.8 71.9 103.8 175.7
(*降雨あり)
(†環境放射能水準調査結果(定時降下物)には異なる数値が掲載されている)

「2011年3月20日、隠蔽された3号機格納容器内爆発」説(ishtarist 岡田直樹)

【概要】
  • 3/21に関東地方を襲ったフォールアウトは、大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の同地域の総量に匹敵する莫大なものであった。
  • この放射性物質は、よく言われるように、3/15までに福島第一原発から放出された放射性物質が雨によって落ちてきたものでは決してなく、直前に放出されたものである。
  • その汚染源は明らかに3号機であり、おそらく福島第一原発最大の事故であった。
  • パラメータを分析すると、3号機では、3/20-21に圧力容器設計圧力を大幅に超える圧力が記録され、また格納容器内の爆発的事象によって圧力容器・格納容器とも大破したことが明らかである。
  • その事故は再臨界を伴う可能性が否定できない。
  • この異常事態を受けて、放射性物質の放出を防ぐために、1000トンを超える放水が行われた。
  • 3/21に行われた海水サンプリング調査・土壌採取などは、3号機格納容器内爆発という事態を受けたものである。
  • 3/21の3号機原子炉建屋から出た煙は、原子炉が破損した物理的な帰結であるが、東電は当然それを認めることができない。
  • 東電・政府はこうした最悪の事態を知りながら隠蔽している。
  • 東電は、こうした事態を隠匿するため、データの間引きや悪質な印象操作をいくつも行っている痕跡がある。

<今頃になって公表>3号機の格納容器破損

福島第一原発 格納容器機能失い放射性物質放出か
NHK NEWSWEB 2015年12月18日 13時38分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で環境を汚染した原因の1つである3号機からの放射性物質の放出について、東京電力は放射性物質を閉じ込める「格納容器」と呼ばれる設備が機能を失い、直接外部に放出されたと考えられるとする見方を示しました。
東京電力は福島第一原発の事故で起きた放射性物質の放出の原因などについて、新たにまとまった検証結果を公表しました。
核燃料が溶け落ちた福島第一原発3号機では放射性物質を閉じ込めるため、原子炉を覆っている「格納容器」内の圧力が上がり、破損するおそれがあったため、水蒸気などを放出する「ベント」と呼ばれる操作を繰り返し行いました。
これについて、東京電力はデータを改めて確認した結果、3月13日の午後9時に行った3回目のベント以降は圧力の下がり方が緩やかなことなどから、ベントは成功していないという見方を示しました。
このため、14日の夜から16日にかけて引き起こされた環境への汚染は核燃料の熱で3号機の格納容器が放射性物質を閉じ込める機能を失い、直接放出されたのが原因と考えられるとしています。
これについては、ベントの状況によっては圧力が緩やかに下がることもありうるほか、操作の前後で圧力が変動しているのはベントによる可能性があるという指摘が専門家の間から出ていて、現在も検証が続いています。

  • 最終更新:2016-01-14 18:33:30

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